子どもたちをネットトラブルから守ろう(ネットセーフティ)

子どものネット利用

子どもたちのインターネットの利用機会が増えています

青少年のインターネット利用時間
一日当たり平均で4時間以上利用しています。

 

SNS、ゲーム、動画視聴、ネットショッピングなど楽しいことがいっぱいのインターネットですが、一方でいじめや差別、名誉棄損などのトラブル、詐欺や児童ポルノ・買春などの犯罪に巻き込まれるケースが社会問題となっています。

我が家は大丈夫!と思っている人こそ

ネットトラブルから子どもたちを守るのは
「大人の役割」です。

子どものインターネット利用環境の現状は…

  • 低年齢層(0〜満9歳)の子どものインターネット利用率74.4%(全国調査・令和4年度)※1
  • 令和4年にSNSを通じて児童ポルノや児童買春等の犯罪被害に遭った青少年は、1,732人
    (全国調査・令和4年)※2
  • インターネット利用の低年齢化に伴い、小・中学生の被害者数が増加
    小学生:(H29)41人→(R4)114人 中学生:(H29)676人→(R4)718人
  • 子どもが使うインターネット接続端末のフィルタリング機能の利用率30.1%(青森県調査・令和4年度)※3

※1 内閣府「青少年のインターネット利用環境実態調査」(令和5年3月公表)

※2 警察庁「令和4年の犯罪情勢」

※3 青森県「青少年の意識に関する調査」結果報告書(令和5年3月公表)

まずはフィルタリング

フィルタリングで
有害サイトや危険なメールをブロック!

SNSがきっかけで犯罪被害にあった子どもの約9割がフィルタリングを設定していなかったという調査結果があります。※4

  • フィルタリングによって、見せたくないウェブサイトの設定や購入禁止設定、利用状況の確認、使用アプリの制限等ができます。
  • 各携帯会社が提供するフィルタリングサービス「あんしんフィルター」があります。
  • そのほか、フィルタリング機能を有するアプリの利用や、端末でのペアレンタルコントロール設定もあります。

※4 警察庁「令和4年における少年非行及び子供の性被害の状況」

青少年インターネット環境整備法

  • 販売業者
    18歳未満が使用するスマホの購入・機種変更時には原則としてフィルタリングサービスを提供する義務があります。
  • 保護者
    使用者が18歳未満であることを販売業者に申し出る必要があります。

さまざまなフィルタリングの方法があります

携帯電話キャリア
フィルタリング

フィルタリングアプリ
(ソフト)

端末での
ペアレンタルコントロール

アプリ・サイトの
不適切コンテンツ制限設定

携帯電話各キャリアのフィルタリングについてはこちら

AU(KDDI)

docomo

Softbank

楽天モバイル

スマホで設定できる!主なペアレンタルコントロール機能とは

1日の利用時間や視聴内容の制限ができます。おさがりスマホの場合も忘れずに設定を。

iOS・・・Appleサポート「iPhone、iPad、iPod touchのスクリーンタイムの設定方法(保護者向け)」(動画)に移動します。
Android・・・ファミリーリンクのページに移動します。

iOS

Android

※外部のリンク先についての掲載情報や操作方法についてのお問い合わせ、不具合等の報告は各事業者へご連絡ください。
また、事業者の都合により廃止や変更されることがありますのでご了承ください。

家庭で(or子どもと)じっくり話し合おう

インターネットとの付き合い方を

家庭で話し合い、

実践できるルールを作ろう。

日常的なネット利用が当たり前になった今、インターネット・スマホ=遊びではなく、学びや体験、交流など様々な用途で利用されています。
ネット利用を悪いこと、危ないことと決めつけず、日常生活や健康に影響を及ぼさない上手な使い方、それぞれの家庭のスタイルに合った付き合い方を話し合いましょう。

我が家のルールの例

  • 歩きながらスマホを使わない
  • 個人情報を安易に教えたり、書き込んだりしない
  • 知らない人とやり取りをしない
  • 夜はスマホをリビングに置いておく
  • 買い物や課金は大人に相談してからにする など

動画を見て、家族で話し合ってみよう

家族でインターネット利用のルールを話し合ってみましょう。
(文部科学省のYouTube動画「話し合っていますか?家庭のルール」に移動します。)

参考の動画はこちら

子どもの成長に合わせて定期的にルールを見直すことも忘れずに!💓

トラブルから守るために

安全にインターネットを使い続けるために

大人も子どもも

基礎知識とマナーを身につけましょう。

日々、新しいものが生まれ、広がっていくインターネットの世界。

誰も傷つけず、誰からも傷つけられないために、保護者はもちろん子どもたち自身がネットリテラシー(適切に使う能力)を向上させることが大切です。
インターネット・スマホを使う前に、またもう使い始めているご家庭も、自分たちの知識や情報モラル(ルールやマナー)が十分か確認してみましょう。

ネットトラブルから子どもたちを守るための情報が盛りだくさん!

より詳しくインターネットの知識や情報モラルを身につけたい方はこちら。

(総務省の「上手にネットと付き合おう!安心・安全なインターネット利用ガイド」ページに移動します。)

詳しくはこちら