県では令和5年度から、日常生活に必要不可欠な掃除や洗濯、炊事や買い物といった家事について、どの世代にとっても男性がすることに抵抗がなくなるよう、「仕事と家庭のジェンダーギャップ解消事業」を実施しています。
<カジダンDAY>
→「家事をシェアする男性が輝く日(カジダンDAY)」
男性の家事に対する意識醸成と行動変容を促すため、12月から3か月間、スーパーなどの小売店約120店舗の協力を得て、男性の家事シェアにおすすめのアイテムがある周辺にスイングポップなどの啓発物を設置しました。
→<男性の家事シェア体験イベント>
1月には、大手日用品メーカーとタイアップし、県内2地域のショッピングセンターで、毎日の家事を簡単にする家事用品体験ブースの設置や、男性を対象とした家事についてのアンケートなどのイベントを開催しました。
アンケートは、イベントブースを訪れた方や周辺を通行している方、計191名から回答いただき、「料理・皿洗い」「洗濯」「掃除」「買い物」「ゴミ出し」及び「その他の家事」の6項目について、普段行っているものすべてを回答いただきました。
その結果、、、
- 最も多かったのは「ゴミ出し」で7割を超える144名
- 次に多かったのは「料理・皿洗い」で7割近い129名
- その次に多かったのは「買い物」で約6割の118名となり、
「家事をしていない」方は1割に満たない14名でした。
アンケートに御回答いただく際に、「やっている」「やっていない」の認識がパートナー同士で異なる場面がありましたが、お互いの家事参画についての認識を共有してもらう機会にもなったと考えています。一方で、残念ながら、家事は男性がやるものではないという声もありました。
県としては、性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現に向けて、引き続き、男性の家事シェアを促進するための取組を行っていきたいと考えています。